一年前、この一年間に起こることは全く想像もできませんでした(Hさんのご感想)

今日は、クライアントさんから嬉しいメールをいただいたので、
紹介させていただきますね。

クライアントのHさんが、この1年の区切りにこの1年を振り返っての軌跡を記してくださりました。
昨年の1月に初めてSkypeでお話させていただき、2月からセッションを開始しました。

距離が離れているので、お会いしたことはありません。

セッションは音声のみで、基本的には月2回 1時間です。

それでも、毎回、濃いお話を聴き、深いところでつながりを持つ感覚があるせいか
声だけの障害を感じたことは、私はありません。

たぶん、Hさんの他にも何人かのクライアントさんは開始時にお声だけの方もいますが、みなさんそれを障害に思う方はいらっしゃらないと思います。

Hさんに関しては、初めてお話した時から、まだ1年しか経っていないの?と驚くような感覚がありました。

それくらい、この一年はHさんにとって密度の濃い一年だったようです。
ご本人もおっしゃっていますが、まさに宝物がたくさんつまった奇跡のような一年。
Hさんには掲載の許可を得ていますので、そのまま掲載させていただきますね。


一年間の奇跡、軌跡
2015年1月28日 

一年前、この一年間に起こることは全く想像もできませんでした。
それくらい劇的でドラマチックな一年でした。
まず、一年前の2014年2月は失業中で今後の就職先のあてもなく、ふらふらしていました。前年に好きな事をしたいからという理由で、仕事を辞めてしまったからです。
一年前は仕事を辞めてちょうど半年たったころでした。好きなことというのは、粘土で人形を作ることでした。仕事を辞める直前に思っていたのは、仙人のように山に籠って人形作りに専念したい、ということでした。2013年7月いっぱいで仕事を辞めて、直後は本当にその通りの生活をしていました。山にこそ籠っていませんが、家の中に籠ってひたすら人形を作る毎日。数ヵ月後、たまたま知人から、人形を展覧会に出展しないかと誘われました。二つ返事でOKし、10月に展覧会に人形4体を出展。初めて他人に人形を観てもらうという体験をしました。
その後、自由な時間がある今しか行けるチャンスはないと思い、11月に前々から行きたかった海外旅行に出かけました。行先は、ローマとパリ。人形作りの参考のために海外の彫刻をじっくり見たかったのです。ローマでは大好きなイタリアの彫刻家ベルニーニの作品を生で観て感動しました。パリではルーブル美術館、オルセー美術館等を中心に美術館巡りをしました。一人での海外旅行は初めてでいい経験にもなりました。
僕は元々、プロレスが大好きで、人形作りの題材も好きなプロレスラーなのですが、プロレスの本場はアメリカで、その最大の団体のビッグイベントに行ってみたいと思っていました。2度の海外旅行を経験したことで自信がついたので、旅行会社主催のアメリカンプロレスツアーに勢いで申し込んでみました。2014年4月、満を持してツアーに参加。直前イベントでついに30年来の憧れのレスラーに会うことが出来、関係者経由で事前に準備していたそのレスラーの人形も渡すことが出来ました。
 話は前後しますが、一年前の2014年2月というのは、いろいろやりたいことの予定は詰まっているが、仕事のことは全く考えていない、という時期でした。周りから将来のことを問い詰められ、どうにかしないといけないなと思っていた時期に知り合いから深井さんを紹介されてコーチングを始めることになりました。
 最初は仕事を探すモチベーションが湧かず、自分の人生の方向性も定まっていませんでした。コーチングを始めて、自分が仕事を辞めた経緯や、好きなことに対する情熱が徐々に明確になってきました。一カ月くらい経って、好きなことをしていくことに対してぶれずにやっていくことへの確信が持て始めたころ、偶然、知り合いから就職の話が舞い込んできました。話はとんとん拍子で進み、なんと5月からの再就職が決まったのです。
4月には知人に誘われていた展覧会に参加しました。前回参加したのが他県での開催だったので、地元での参加は初めてでした。ここでは自分の知人、友人に人形を観てもらうことが出来ました。そこでは展覧会内のワークショップとして子供相手の簡単な粘土教室も開催。初めて子供に教えるという体験をさせてもらいました。また、展覧会で、僕の人形を観た知人の子供が家に帰って人形作りを始めた、といううれしいサプライズもありました。これは、今まで自分だけで楽しんでいた人形作りが、どんどん外に広がっていくという、今までに味わったことのない感覚でした。
5月に入り、気持ちも新たに仕事を再開して2週間くらいしたころ、突然、知り合いのアナウンサーから、TV出演してみないかとの誘いがありました。TVでプロレスの人形を紹介してくれるというのです。仕事の合間に取材を受け、6月に地元のTV番組でOAされました。
 9月にはアメリカでも活躍している、彫刻家の先生の彫刻セミナーに勢いで参加。朝から晩まで3日間彫像を作り続けて思ったことは、やっぱり人形作りが好きだなということでした。2日目の夜には、彫刻家の先生と二人で食事に行くことも出来ました。そこではアメリカで一人で自分の道を切り開いた先生の貴重な生の声を聞くことが出来ました。一番印象に残ったのは、「結局、何とかなる。」という言葉でした。
 11月にはなんと個展を開催しました。これは、3月に知り合いから突然誘われ、決まったものです。人形作りに加えて、星空の写真を撮影するという趣味もあり、今回は、「星空写真&彫塑展」としてギャラリー喫茶で開催しました。個展も初めてでしたが、準備から開催期間を含めて色々ありましたが、楽しめましたし、いい経験になったと思います。
 その後、2015年1月には、子供とその親を対象に、粘土教室を開催しました。これは職場の同僚を通じて決まった話でした。
 深井さんのコーチングで自分のやりたいことの方向性が明確になり、ぶれずに好きなことをやって行っていいんだと思えるようになりました。好きなことに没頭してみて思ったのは、好きなことをとことんやっていると、かなわないと思っていた願望が実現することがあるということ。また、そこでつながった人間関係がどんどん自分を思いもしなかった方向に導いてくれる、ということです。
 今の自分の位置は、まだ高い山を登っている旅の途中ですが、その方向だけは間違っていないと確信を持って思えるようになりました。
 今後もぶれずに一歩一歩登っていきたいと思います。

Hさんみずみずしいレポートをどうもありがとうございました!
Hさんは、この文章でもわかるように、とても感性の豊かな方で、聴いてみると好きなこともはっきりとしていました。少年のように目を輝かせて(実際には見えませんが、それをハッキリと感じます)話す姿は、まさにそこに自分の大切なことがあるということ。

Hさんに関しては、好きなことをしていいんだ、と自分に許可を出し、それに没頭したり、周りの人に伝えることをしたところから、周りの状況が変わっていったという印象があります。
ハートから望んでいることがわかって行動すると、シンクロニシティと言いますか、引き寄せと言いますか、自分だけではない宇宙の大きな何かが動いてくれているようなそんな感じを毎回のセッションの中で感じさせていただきました。
そして、Hさん自身がどんどん輝いて、自信を持って未知の世界にチャレンジしていった感じを受けています。

Hさん 素晴らしい一年伴走させていただき、どうもありがとうございました。

Hさんのように、
自分の大切なものに従って生きる選択ができるようになりたい方、
そうすることで現状を変えたいという方
輝いて自信を持って生きたい方、
未知の世界にチャレンジしたい方は、
コーチングセッションを受けてみてはいかがでしょうか?